AGNONA

2017 秋冬コレクション PART 9

こんにちは、池原でございます。

本日は、只今店頭にございます、2016〜2017秋冬コレクション PART 9 をご紹介させていただきます。

 

 

Loro Piana PURE WOOL ¥238,000- (+TAX) for OVERCOAT

530g/m と肉厚しっかりのコート地でございます。

お色目は、グレーにブラウンをブレンドさせたような色合いで、

ロロ・ピアーナお得意のビーバーフィニッシュが施され、

肌触りなめらかに仕上がっています。

生地の表と裏で色が異なる、ダブルフェイス仕様でございます。

loro piana pure wool

 

 

 

 

 

Loro Piana  WOOL & CASHMERE ¥173,000- (+TAX)

Wool 90% , Cashmere 10% , 320g/m

お色目は、ミディアムグレーとチャコールグレーの間ぐらいで、

フランネルタイプの風合いのようで、織り目が斜めに入った柄をしています。

スーツのお仕立てはもとより、単品のジャケットやパンツとしてのお仕立てにも適した素材です。

loro piana wool & cashmere

 

 

 

 

 

Loro Piana  WISH ¥183,000- (+TAX)

100% Super 170’S Wool , 280g/m

ロロ・ピアーナの高級クラスに位置する WISH でございます。

Super 170’S という超細番手で織り上げられた、

やや起毛タイプで肌触りもなめらかな孤高の1着でございます。

お色目はコバルトブルーで、鮮やかな紺色といった感じでございます。

こちらもスーツとしてのお仕立てはもとより、

単品のジャケットやパンツとしてのお仕立てにもいい素材です。

loro piana wish

 

 

 

 

 

AGNONA (Ermenegildo Zegna GROUP) ¥253,000- (+TAX) for OVERCOAT

Wool 62% , Alpaca 30% , Angora 6% , Silk 2%

こちらはゼニアグループの服地メーカー AGNONA アニオナ社のコート素材でございます。

2.3センチ巾という太めのヘリンボーン柄で、

ベージュとダークブラウンのコントラストがはっきりしていて、

チカラ強い印象をした、お洒落なコート地です。

(ゼニア・ジャパン社からの正規輸入品でございます。)

AGNONA

 

 

 

 

 

Ermenegildo Zegna TROFEO-CASHMERE ¥178,000- (+TAX) for SUITS

95% Wool , 5% Cashmere

ベースの色はネイビーで、約4センチ四方のチェック柄が、

コバルトブルーのラインで入っています。

トロフェオのウールにカシミアをブレンドし、

軽くなめらかに仕上がったスーツ地でございます。

trofeo cashmere

 

 

 

 

 

 

SOLBIATI (Loro Piana GROUP) ¥128,000- (+TAX) for Jacket

Wool 74% , Silk 26%, 360g/m

こちらは、ロロ・ピアーナグループの服地メーカー、

SOLBIATI ソルビアッティ社のウール&シルクのジャケット素材でございます。

約1.6センチ巾のヘリンボーン柄で、

シルク特有のネップが散りばめられたジャケット地です。

(ロロ・ピアーナ・ジャパン社からの正規輸入品でございます。)

solbiati

SOLBIATI のバンチブックは弊店にございます。

(限られたお店だけに配られているそうです。ロロ・ピアーナ社のH氏談)

リネン素材も多く取り揃えていますので、お気軽にお申し付け下さいませ。

ご注文をお待ち申し上げます。

 

 

 

 

続きましては、工房の様子でございます。

スリーピースでご注文をいただきましたベストのお仕立てを行っています。

ベストもジャケット同様に毛芯仕立てで、ダーツを入れて、腹グセ処理を行います。

ベスト 毛芯

 

 

 

ひと針ひと針しつけ糸を打ち、芯据えを行っていきます。

ベスト 芯据え

 

 

 

 

 

とてもありがたいことに、年明けからご新規のお客様からのご注文もいただいていまして、

型紙作製の作業を行っています。

こちらは、ジャケットの前身頃のフロント裾カーブのラインです。

お客様からのご要望に合わせてラインを数本引き比べては悩み、

1メートルぐらい離れたところから眺めてイメージを描き、

最終的に赤色で引いたラインでカットする、といった具合です。

フロントライン

 

お客様にとってどんなラインが似合うのか?

と悩みながらお作りさせていただけるのも、

お客様と直接お話をするからこそできる、

この仕事のやりがいを感じるところでございます。 ありがとうございます。

 

 

明日はお店は定休日ではございますが、

半日は工房でお仕事させていただきます。

 

夕方からは、20数年通い続けている床屋さんのマスターに、髪を切ってもらいに行く予定です。

ふつう床屋さんに行きますと、今日はどんな髪型にされますか? と聞かれる思うのですが、

その言葉は私の場合は(も)聞かれないのです。

『いつもといっしょ、で』 とひと言。

もう20数年通っていますので、マスターはわかってくれています。

それで1時間後には店をあとにする、といった感じです。

 

弊店でのご注文の際にも、『いつもといっしょで』というお言葉をいただく顧客様が多々いらっしゃいます。

(初めての方には、じっくりと打ち合わせをさせていただきます。)

床屋さんもテーラーも似たところがありますね。

 

 

本日もご覧いただきまして、ありがとうございました。

 

 

テーラー・ダンディ(職人がいるテーラー)

大阪市中央区松屋町7-3

Tel:06-6762-2901

facebook

instagram

Archive