Ermenegildo Zegna TROFEO CASHMERE の織ネームと生地の組み合わせ。

ゼニア TROFEO CASHMERE のオーダージャケットを裁断いたしました。

こんにちは、池原でございます。

本日は、Ermenegildo Zegna〈TROFEO CASHMERE〉の、

ジャケット生地をフルオーダーで裁断させていただきましたのでご紹介させていただきます。

お客様は72歳の方で、毎回BMWをご自身で運転されてお越しくださいます。

昨年から5着目のご注文でハイペースでお元気です。

今回も、軽さと品の良い艶を求められて、この生地をお選びいただきました。

お色目は、ネイビーを基調としたベースに、

グレンチェックのような格子柄で織り上げられています。

ゼニア トロフェオカシミアのジャケット生地。ネイビー地に細かなグレンチェック、耳に“TROFEO CASHMERE”の文字。

Zegna《TROFEO CASHMERE》— 深いネイビーに繊細な表情。

 

 

 

 

Zegna トロフェオカシミアの生地拡大。糸の艶と凹凸がわかる質感写真。

近くで見ると、微細な糸の表情が立ち上がります。

 

 

 

 

 

ネイビーのZegna トロフェオカシミア。耳付きの全体写真、細かなチェック柄。

光の角度で艶が変わり、仕立て映えします。

 

 

 

 

ドライビングの際に窮屈にならないように、袖を前振りで設定しています。

ジャケットの前身頃と各パーツにチョークで合印を入れた裁断前の生地。

合印と縫い代を入れ、チェックの合いを厳密に管理。

 

 

 

地の目を整えながら、身頃と袖の格子柄が合うように慎重にセットします。

パーツ配置を確認しながら、地の目を揃えてマーキングした様子のクローズアップ。

地の目を揃え、歪みを最小限に。

 

 

 

 

裁ちばさみでラペル周辺を手裁ちしている手元。Zegna生地のネイビー。 (手裁ちカット その2)

ラペルは数ミリ単位で手裁ち調整。

 

 

 

 

 

裁断台で前身頃をカットする手元の写真。カシミヤ混の柔らかさが伝わる。

前振りやロールを想定してラインを整えます。

 

 

 

 

 

裁断後に並べたジャケットの主要パーツ一式の俯瞰写真。

カット完了。各パーツのねじれをチェック。

 

 

 

 

 

 

カット済みの前身頃・後身頃・袖などを整然と並べた写真。

ご注文誠にありがとうございました。

順次お仕立てを進めさせていただきます。

 

 

テーラー ダンディ(職人のいるテーラー)

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