大阪市 H.M 様のオーダースーツ　2008.10.21

　テーラーメイド・ダンディの池原です。

本日は始めに、

大阪市の H.M 様からご注文をいただきましたスーツをご紹介させていただきます。

3年ぶりにご注文下さいました H.M 様。

12月に、ご自身が主催されるパーティーがあるので、光沢のあるスーツを・・・、

という事でご注文下さいました服地は、

イタリアはナポリの Caccioppoli Wool 60% , Silk 40% シルクが40%も入っていますので、

ご覧の通りの光沢です。

 

 

針の跡や、折り目が残る素材ですので、本番とは別の服地で仮縫いをしました。

H.M様は、数年前に脳梗塞を患い、左半身に不自由が残っておられます。

右手だけでズボンをはきやすくするために、持ち出し部分にマジックテープを付け、

一旦仮止めをしてから、ファスナーを上げるというふうにしました。

 

 

ウエストの脇部分にはゴムを付けて、伸縮性を持たせはきやすくしています。

 

 

昨日、フィッティングにお越しになられ、ウエストを1センチだけ大きくして、

あとはOKをいただきました。

今回も H.M 様のスーツを仕立てさせていただくにあたり、

既製服ではお身体の不自由な方には不便な所が多いなあと思いました。

これからもお身体の不自由な方からご注文をいただいた際には、

積極的にお役に立てるよう工夫をしなければと、再認識した次第です。

お身体が不自由で困っておられる方は、一度ご相談下さいませ。

 

 

　次は、以前からご注文をいただいています大阪市の H様のブルゾンです。

仕立ての途中で、ファスナーのデザインがおもしろくないので、

別注でファスナーを作り、 取り替え交換するという作業をしたため、

ようやく仕立て上がりました。

 

 

シルバーで、スライダーもシンプルで大きい物に。

背中もこんな感じで、上からも下からもファスナーが開きます。

　やはり、ファスナーを変えたおかげで、イメージがすごく良くなりました。

そして、H様からは追加でゼニアの CASHCO でご注文をいただきました。

H様、この度も有難うございます。

次のブルゾンも「おまかせ」で、ファスナーも別注せていただきますね。

　明日は水曜日ですので定休日とさせていただいています。

朝晩が冷えだしてきたので、秋冬物のご注文が多くなってきました。

今週もご来店下さいましたお客様、誠に有難うございました。

定休日明けの木曜日以降、ご来店を予定されているお客様、心よりお待ち申し上げます。

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