I 様からご注文をいただきましたオーダースーツ　

テーラーメイド・ダンディの池原です。

本日は、大阪市のI様からご注文をいただきましたスーツをご紹介させていただきます。

I様は今年の4月にご新規でご来店下さいました。

フルオーダーで、I様専用の型紙作製から仮縫い、中仮縫いと、

じっくりと進めさせていただきました。

その時のオーダーシートを確認すると、最初のメジャーリングから完成までのサイズ調整は、

右の袖丈を５ミリ短くしただけという、ほぼ完璧な仕上り具合でした。

１着目を納品をさせて頂いてから２ヶ月が過ぎ、８月上旬に再びご来店下さいました。

今度、９月に「南の島」で結婚式を挙げられるとの事で、

リゾートのイメージを描いて選ばれた服地は、

Loro Piana SUMMER GREEN　　　通称：ソラーロ（伊語で太陽の意）

太陽の下では微妙に色が変化し、光沢がきれいなドレープを作るファブリックです。

ダブルフェイスで裏側はサーモンピンク系の色をしていて、

マイクロヘリンボンの柄で演出されています。

当店で保管していましたI様専用の型紙を使用し、前身頃の型入れの様子です。

サイズ調整なしのドンピシャです。

 

 

下袖の型入れの様子です。

 

 

パンツのクリースラインに切り躾を打った様子です。

こちらは表側で、実際の仕上りの色になります。

外側になる方の余分な仕付け糸をカットします。

これから始まる仕立て作業の途中に糸が抜けてしまわないように、

親指のお腹でギュッと押さえておきます。

全てのパーツをカットし終え、ジャケット用のパーツをまとめて重ねた状態です。

I様、今月末には中仮縫いのフィッティングのご用意ができる予定です。

楽しみにもう少しお待ち下さいませ。

 

現在、モーニングとタキシード、略礼服のご注文を頂いているY様が、

８月上旬にひと足早くバリ島で結婚式を挙げられてきたそうです。

お話をお伺いすると、大阪よりもバリ島の方が湿度が低く、

夜はクーラーなしで過ごせるとの事でした。

大阪よりもはるか南にある島の方が快適だなんて・・・。

大阪が異常過ぎるのか？「猛暑日」という新しい言葉ができたくらいですしね。

 

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