大阪市 K様のスーツ仕立て中　2009.05.15

　テーラーメイド・ダンディの池原です。

大阪市のK様から御注文をいただいているスーツの、カッティング前の、型入れの様子です。

服地の色がライトグレー系で、ストライプの色もホワイト系ですので、

チャコは黄色を使って区別しています。

続きましては、切り躾（しつけ）の様子です。

　この切り躾は「きりび」とも言ったりしますが、チャコでしるしを入れられない箇所や、

生地に最後までしるしを残しておきたい時に入れます。

下の写真はパンツのフロント折り目線に入れている様子です。

2枚重ねになっている服地を1枚めくります。

そして、しつけ糸をカットします。（この時は絶対に服地を切らないように注意します）

糸が抜け易くならないように短くカットして、親指の腹でギュッと押さえ込みます。

?この糸はプレスの時まで抜かずに、目印として残しておきます。

続きましては、箕面市の I様から御注文をいただいているスーツの様子です。

I様からのご要望で、服地を一旦水に浸して、揉んで、「シワ」を作って欲しい、

との事でしたので、細かなシワを残しています。

腰ポケット位置をズームで

最後にプレスをあてると、もう少しシワはとれていい感じになるでしょう。

I様、楽しみにお待ち下さいませ。

オリジナルシャツが仕上ってきましたので、ウィンドーにディスプレイしてみました。

服地は、ALUMO Made in SWISS , SIZE 39 ￥15,750-

Tie Ermenegildo Zegna 19,950-

現在のところ、同じシャツ地でオーダー可能です。オーダーメイド価格　￥18,900-

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